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こんにちは、荻窪院スタッフの井関です。

子育て話の中でちょくちょくと足の問題について話される方が見受けられます。
そこで今回の育児コラムは『赤ちゃんの足の問題』について2つほど触れたいと思います。

赤ちゃんはO脚であれ

まず一つ目が子供の足がO脚気味なのが気になるというもの。
言われる方で目立つのが、両親のどちらかがO脚で、子供も遺伝的にO脚なのではと心配されています。

ただ赤ちゃんは基本的には1歳6ヶ月頃まではO脚が普通で、その後まっすぐになり、また3歳位では反対にX脚気味に一時的になり、また子供によっては再びO脚気味になり、小学生低学年で足の形がまっすぐになると言われています。(個人差があるので、年齢は多少上下します)。

小学生以降でO脚が強くなっていくのは生活での姿勢の問題が関係している事が多いです。また2歳を過ぎてもO脚が強い時はくる病やブラウント(Blount)病が疑われるので一度整形外科などに受診された方がいいでしょう。

余談ですが、3.11以降の数年間でくる病の子が増えたと言うニュースがありました。くる病とはビタミンDの欠乏から起こるのですが、ビタミンDは食べ物だけでなく日光からも得られます。しかし震災後に放射線と食べ物を気にされた親御さんが外に出さず母乳だけで育てたために、ビタミンD不足による骨の形成不全がおき、結果くる病と診断されたようです。

このように乳幼児のO脚はごく普通のことであり、大人になった時にO脚になっているのは成長期の股関節の内股傾向が強いのが原因と思われます。なので心配して子供の足を広げないようにした方がいいのかと言われる方がいますが、赤ちゃんは股関節を大きく拡げる事によって安定していくので足を閉じるような事はしないようにしましょう。あまり足を閉じるような抱っこや動作をしていると、あとで書きますが股関節脱臼になる可能性もあるので注意してください。

股関節の開き具合が悪い

では次に足の問題でO脚と同じくらいよく聞くのが、健診での股関節の硬さ。

股関節の開き具合を検査する時に左右差があり、大きな病院で見てくださいと言われたという方は結構いますね。

実は私の息子も4か月と6か月健診と、どちらの時も言われました。

股関節の開き具合が悪いとなにが疑われるかというと先にも述べた股関節脱臼があります。

健診で言われた時は正直色々と焦り、考えましたが、色んな方にお話しを聞いていると、男児は股関節が硬いから検査した方が良いですよと言われる方は結構いるようです。

(ちなみに股関節脱臼は男児より9:1で女児の方が多いです)

そして検査しても結局なにも問題なく、一応様子見ながらで大丈夫でしょうということが多く、実際に私の息子もそうでした。

今では3歳になる息子も、股関節には何の問題もなく普通にしているので安心しました。

検査する事は大事なので、言われた場合は受診される事はもちろんですが、結構な割合で大丈夫な子が多いのも事実なので、あまり深く考え過ぎない方が良い事もありますよ。

ただ股関節脱臼は出生後のおむつ交換などで生じてしまう事もあるので注意が必要です。

股関節脱臼ってどんなもの?

少し詳しく股関節脱臼に付いて述べていきます。

股関節脱臼とは骨盤にある臼蓋という穴があり、そこに股関節の大腿骨頭が嵌る形になっています。

股関節脱臼とは字の如く、股関節が脱臼、またははずれかかった状態(亜脱臼)のことを差します。

昔は先天性股関節脱臼と言われ、母体内ですでに外れていると言われていましたが、現在ではもともと関節弛緩が見受けられる乳児が足の持ち方やオムツの巻き方などで起きると言われ、先天的に起きるものではないと言われています(現在は発育性股関節脱臼、更に詳しくは発育性股関節形成不全)。

股関節脱臼になる原因としてあげられるのが、足を開いた状態ではなく気をつけのような足をまっすぐにのばした姿勢をとると外れる事があります。(足を伸ばした状態での抱っこや、オムツの当て方など)

昭和初期の頃、日本人にO脚が多いのは赤ちゃんの頃に足を開くからだと一時期言われ、それを信じた母親達が抱っこの時にも足を閉じるような形でしていたため、股関節脱臼になる子が多かったと言われています。また逆子の場合も足をひっぱりだすため、股関節脱臼になるリスクがあがります。

ただ今は股関節脱臼の研究も進み、赤ちゃんのオムツの当て方や抱っこの仕方など、一般的な書物やネットでも注意点など書いてあるので昔と比べると股関節脱臼は減っています。

赤ちゃんの体の事は、親なら人一倍心配になりますが、とりあえず心配な時はネットで色々調べて不安を増すより、一度病院などできちんと相談される事が一番です。

また赤ちゃんに対してきちんとした知識も持てば、後発的に生じる事はないので、くる病や股関節脱臼などにならないようにしてください。


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