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産後のトレーニングに勤しむ男女

 

 

 

近頃では、もう普通に使われるようになった感のある「骨盤底筋(こつばんていきん)」という単語。

産婦人科でも、最近はどうやら産褥体操のほかに「ケーゲル体操」といった形で、「骨盤低筋」を引き締めるエクササイズを習うことが多いそうですね。

 

一般的には、妊娠中にゆるんでしまった「骨盤底筋」を産後に引き締め直すことで、産後の尿漏れや膣脱といったトラブルを改善させられることが知られています。

しかし、それ以外にも、産後のカラダと「骨盤底筋」とが密接に関わっていたのをご存知でしたでしょうか?

 

それは、「骨盤低筋」の弱化と「産後の腰痛」との関係。

 

ひょっとしたら、あなたの腰痛も、骨盤底筋に原因があるのかも知れませんよ?

 

体幹を支えるインナーユニットとしての骨盤低筋群

 

まずは、骨盤底筋について詳しく掘り下げていきましょうか。

骨盤底筋とは

正しくは、「骨盤底筋群」といい、ちょうど骨盤の「底」の部分を支えている、3層にわたって構成されている筋肉の総称です。

内臓の重みを骨盤の底でハンモックのように支えてくれています。

この「骨盤底筋群」の機能としては、排尿、排便のコントロールであることは周知のとおり。

でも、もうひとつ役割があったのです。

 

それは、ズバリ「姿勢の保持」。

言い方を換えると「体幹の安定」とも言えるでしょうか。

 

姿勢保持筋としての骨盤底筋群

 

しかし、この「骨盤底筋群」が筋肉として単独で働くことはほとんどなく、腹部を支える他の複数のインナーマッスルと協調して働くことではじめて姿勢保持筋として機能するのです

この互いに協調して姿勢保持筋として機能する、腹部を支える4つのインナーマッスルをひと塊にした言葉を「インナーユニット」と呼びます。

 

インナーユニットを構成する4つのインナーマッスル

 

ちょうど横隔膜から下のゾーン、肋骨がない空間を「腹腔」と呼びます。

もちろん肋骨が無いせいで、物理的にはかなり脆弱です。

インナーユニットとは、その腹腔を物理的に下支えして体幹の保持に大きく関わっている筋肉群です。

わかりやすく説明するとしたら、肋骨がない空洞のゾーンをパンパンに膨らませた風船によって支えるイメージですかね。

 

それでは、4つの筋肉それぞれを説明しましょう。

骨盤底筋群

インナーユニットを下支えしているパーツで、おもに排便、排尿をコントロール

横隔膜

呼吸に深く関わっている筋肉で、インナーユニットの天井部を構成

多裂筋

背骨に沿って縦に伸びている深層筋であり、おもに背骨の安定性に関わっている

腹横筋

インナーユニットの前面および側面を広範に支えているインナーマッスルであり、天然のコルセットとも呼ばれる

 

この4つの筋肉が、ちょうどパンパンに膨らんだ風船のように作用することで腹腔の内圧が高まり、脊柱の安定に繋がる訳なのです。

このことからインナーユニットを「体幹のコア」または「体幹の核」と表現することもあります。

 

しかし、これら4つの筋肉のうち、ひとつでも正常に機能しない状態におかれてしまうと、もはやインナーユニット全体として上手く協調して働くことが出来ず、そのことによって腹腔の内圧を保てなくなってしまうのです。

つまりは、体幹の安定性が低下してしまう訳です。

ついでに言うと、腹腔の内圧低下によって、そのぶん腰部の椎間板にも余計に自重が掛かるようになってしまいます。

よって、腰に非常に負担がかかりやすい状況となるのですね。

 

そして、実は、これらインナーユニットが妊娠、出産で非常にダメージを受けてしまいやすいのです。

 

妊娠出産でインナーユニットはダメージを受けやすい

 

妊娠中は、大きく膨らんだ子宮によって、インナーユニット全体が大きく引き延ばされてしまい、結果、おもに腹横筋や骨盤底筋群といったインナーマッスルは大きなダメージを受けてしまいがち。

 

そして、出産時においても。

通常分娩時に産道を通過する胎児によって、骨盤底筋群は損傷してしまうもの。

また、帝王切開においても腹横筋が切開されてしまい大きなダメージを負うことに。

出産というものは、母体にこんなにも大きな負担を掛けてしまうものなのです。

 

本当に必要な産後ケアとは

 

 

最近では、巷に骨盤矯正産後ケアという言葉が本当に溢れかえっています。

出産後に骨盤矯正を行なうこと自体が、もう珍しくもない時代になったんだなと感じます。

 

しかし、本当の意味での産後ケアとは、いったい何なのでしょう?

単に「開いてしまった」骨盤を締めることが果たして産後のケアなのでしょうか?

 

当院では、こう考えます。

 

まずはインナーユニットを妊娠出産のダメージから回復させることを何よりも最優先とします。

回復できたら、インナーユニットを正しく使う訓練をして頂きます。

それによって、ようやく骨盤を支えるアウターマッスルに正しく働きかけることが可能となります。

その上で、必要に応じて弱ってしまった筋肉を効果的に鍛えることによって、初めて骨盤が正常な状態に戻ることが出来る訳なのです。

 

きちんと正しい手順を踏むことが何よりも大切。

 

それには産前産後の女性のカラダに対する正確な知識があって、はじめて可能となるのですね。

もちろん、野田カイロには専門院としての長年にわたって築き上げてきたノウハウがあります。

 

出産後、やみくもに腹筋トレーニングから始めてしまったりすると、却って尿漏れなど「産後のマイナートラブル」を悪化させてしまいかねませんので注意して下さい。

本当の意味での「産後ケア」もしくは「産後の骨盤矯正」を望まれる方、当院ではお待ちしております。

 

 

記事担当 三橋

 


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