Pocket

産後の骨盤矯正ベルトについて

 

こんにちは、院長の三橋です。

今回は、出産後の骨盤のセルフケアについて、お話しさせて下さい。

 

トコちゃんベルトに代表される、産後の矯正用の骨盤ベルト

もはや、骨盤矯正ベルトなしでは、産後ケアについて語れない時代になりましたね。

 

10年前に比べると、一般の方々も骨盤矯正ベルトについてだいぶ認知されるようになってきたように感じます。

 

「出産したら、開いた骨盤を締める」

という考え方が、もはや当たり前となったのでしょう。

 

しかし、いざ当院にいらっしゃるクライアントさんたちにお話しを伺ってみると、どうやら、よく分からずに装着しているなんて方も多いようなのですね。

 

 

多くは産婦人科で骨盤ベルトの購入を勧められる

 

今の時代、たいてい通院されている産婦人科で、骨盤矯正ベルトを購入するように勧められるようですね。

だから「出産後は装着しなくてはいけないもの」として、義務感ばかりが先立ち、よく理解されないまま自己流で装着されてしまっている方が多いのではないでしょうか。

なんとなく、ただ漠然と骨盤ベルトで「開いたものを締めなくちゃ」といった感じになってしまっているのかも知れませんね。

 

当院の産後の骨盤に対する見解

 

そもそも、野田カイロでは骨盤自体が開くといった解釈はとりません。

骨盤の構造から知って頂けると、理解が早いかと思います。

 

骨盤の関節部分(骨と骨との継ぎ目)は、おもに3ヶ所あります。

左右の仙腸関節恥骨結合と呼ばれる部分。

つまりは、骨盤は、以上の3点結合で成り立っている訳です。

 

仙腸関節とは、仙骨と左右の腸骨の間にある左右一対の関節のことです

骨盤のイラスト

 

なお、仙腸関節については、動けたとしてもほんの数ミリくらいのもの。

基本的には、股関節の動きを補助するための関節です。

ちなみに恥骨結合は、出産時に数センチ伸びますが、平常時はほとんど動くことはありません。

 

つまり。

骨盤自体、開きようがないのですね。

 

産後の骨盤の広がりの正体とは

 

そうは言っても、出産後に

「お尻が大きくなってしまったり、ズボンが骨盤のところで引っかかってしまって入らなくなってしまったり」

という話を聞くことが多いのは事実ですよね。

 

いったい何故なのでしょう?

 

それは、言うなれば股関節が広がってしまったから。

 

産後の骨盤の広がりの正体

 

出産されて腰が反りかえってしまう(反り腰)と、股関節が内股に誘導されてしまい、上のイラストにあるように太腿(ふともも)の骨の付け根にある「大転子」という部分が外側に「せり出して」しまう状態になってしまいやすいのです。

これこそが骨盤のシルエットを横広がりに見せてしまう原因。

つまり、厳密に言うと、骨盤が開くわけではなく、言うなれば股関節が開いてしまった状態にあるわけなんですね。

 

結果、多くの方が出産後に、お尻のシルエットが横に広がって見えてしまい、

また、実際に、せり出した大転子に、ズボンが引っかかってしまう訳なのです。

 

産後の骨盤ベルトの本当の目的とは

 

以上のことをご理解頂けると、人間の骨盤が間違っても力づくで締められるものではないということがお解り頂けると思います。

結局、出産後に陥りがちな「反り腰」と「内股」を改善しないことには、骨盤ないしお尻のシルエットに変化を起こしようがない訳なんですね。

つまり、本当の意味での「産後の骨盤矯正」ないし「産後ケア」をなし得るには、正しいメソッドにもとづいて筋肉、骨格に正しくアプローチをしていくことこそが必要なのです。

 

では、出産後に骨盤ベルト装着する目的とは、いったい何なのでしょうか?

それは、産後しばらくのあいだグラグラして不安定な骨盤を筋肉に代って支えてあげることだと当院では考えます。

 

リラキシンというホルモンの分泌による影響が落ち着くまでは、骨盤は柔らかく不安定となってしまいます。

これには個人差もありますが、だいたい出産後3か月ほどかけて、ゆっくりと落ち着いていくのです。

それまでの間は、筋肉に必要以上の負担をかけないためにも、骨盤ベルトを装着されたほうが賢明だということです。

 

骨盤ベルトとの正しい付き合い方とは

 

結局、出産後に抱える骨盤を含めたボディラインの改善には、妊娠中に弱らせてしまった筋肉の回復と、歩き方や立ち方といった生活習慣や姿勢の改善が必要となってきます。

特に体幹を支えるインナーマッスル群の再構築や、腹筋やお尻の筋肉、さらには内腿(うちもも)の筋力アップがカギとなりましょう。

 

逆に言うと、それらを一切やることなく、骨盤ベルトだけで「いわゆる開いた骨盤」を締めようとしても、何ら根本的な解決にならないと当院は考えるのです。

そんなに人間の身体は単純ではないのですよ。

 

ただ、出産後まもなくの時期は、非常に骨盤は脆弱な状態です。

本来、弛んでしまった靭帯に代わって骨盤を支えなくてはならない筋肉をパンクさせないためにも、骨盤ベルトで不安定な時期の骨盤をしっかりと支えてあげることが重要なのです。

 

そして、それは本当に骨盤がグラグラして不安定な時期だけで良いのです。

間違っても骨盤が安定した後も装着し続けてしまうと、かえって筋肉を甘やかし弱らせてしまう結果になりかねません。

いつまでも、骨盤ベルトが必要なカラダのままではいけないのです。

 

個人差もありますが、産後3カ月前後が骨盤ベルトを外す、ひとつのタイミングになるかと思います。

腰痛や尾てい骨、恥骨の痛みがなくなってきたら、良いサインです。

 

最終的には、矯正具を使うことなく、自分自身の筋力で正しく骨盤を支え切れるようになって、初めて「産後の骨盤矯正」が完了したと言えるのではないでしょうか?

皆さん、骨盤ベルトと正しい付き合い方をきちんと出来ていますか?

 

 


〜産後のケアはもうお済みですか?〜

産前産後のスペシャリストだから出来る事があります!

マタニティ整体も産後の骨盤矯正もおまかせください!

 

荻窪駅から徒歩3分!!

杉並区をはじめ練馬区、中野区からも多数来院。

託児所のご案内

 

 

アラウンドバース・メソッドによる体系的な産前産後のケアといえば野田カイロ。

託児スペースではなく、託児所で専属のベビーシッターさんがお子さまを大切にお預かり致します。

野田カイロプラクティックセンター荻窪院

杉並区荻窪5-15-17グランデアコール102  03-6279-9746

 

button_kariyoyaku_ogikubo

Pocket