子育ての街「荻窪」を象徴する東京衛生病院と荻窪病院【マタニティ整体コースの皆さま】
こんにちは。院長の三橋です。
皆さん、「荻窪」と聞いて、真っ先にどんなイメージが思い浮かびますか?
子育て世帯に手厚い行政サービスで有名な杉並区の中心。
そんな杉並区にあって、荻窪は、ある意味象徴的な街であるかと思うのです。
赤ちゃんをベビーカーに乗せて歩いたり、小さなお子様の手を引いて歩く方々が本当に多い街なんですね。
そんな「子育ての街」荻窪にあって、ひときわ大きな存在感を放つのが、東京衛生病院。
無痛分娩において、あまりにも有名な大病院であることは、もはや説明不要であるかと。
東京衛生病院について
まずは、東京衛生病院のローケーションについて。
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線荻窪駅北口から、徒歩7分。
いわゆる「教会通り」商店街からすぐ入った場所にあり、おそらく「教会通り」の由来になったものと思われます。
というのも、キリスト教プロテスタント系の団体であるセブンスデー・アドベンチスト教会がその経営母体であるからです。
東京衛生病院は、そういう背景もあってか、入院中は「穀菜果食」という独自の考えにもとづいた菜食主義がとられるようです。
入院経験のある方からお聞きしたのですが、あまりにお肉が食べたくなり、脱走してケンタッキーに行ってしまったなんて話も(笑)。
しかし、無痛分娩において日本有数の取り上げ数を誇る大病院だけあって、杉並区はもとより都内各所から多くの方が通院されるようですね。
そんなこともあってか、当院の「マタニティ整体コース」にいらっしゃる妊婦さんの多くが、東京衛生病院に通院されていたりもします。
産科に通院するついでに、当院に初診でいらっしゃったなんて方が非常に多いのです。
荻窪病院についても
荻窪駅からバスで10分と、ちょっと離れた場所にあるのですが荻窪病院も、「荻窪」を語る上では外せない存在であるかと。
こちらは衛生病院とは違い、医療法人団体が運営する総合病院。
血友病やエイズ治療で実績を誇り、HIV感染者による体外受精などといった先進医療で非常に有名であります。
ただ、こちらは無痛分娩を一切おこなっていないというのが大きな特徴。
(※2019年1月執筆時点での情報となります。)
ある意味、プロテスタント系の伝統色が強い衛生病院とは対照的な存在なのです。
もちろん、荻窪病院も日本有数の取り上げ数を誇り、なかなか予約が取れない状況にあるのは一緒。
衛生病院と荻窪病院に共通すること
そんな衛生病院と荻窪病院に共通することが、実は、ひとつあるのです。
それはNICU(新生児特定集中治療室)を備えていないこと。
(※2019年1月執筆時点での情報となります。)
新生児特定集中治療室(しんせいじとくていしゅうちゅうちりょうしつ)は、病院において早産児や低出生体重児、または何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療する集中治療室である。NICU (Neonatal Intensive Care Unit) の略語で呼ばれることが多い。日本では1970年代頃から導入が進んだ。
Wikipediaより一部引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E7%89%B9%E5%AE%9A%E9%9B%86%E4%B8%AD%E6%B2%BB%E7%99%82%E5%AE%A4
だから、リスクをともなう出産の場合には対応できないのだとか。
というのも、以前通われていた双子ちゃんを宿していた妊婦さんから教えてもらい、恥ずかしながら初めて、この事実を知るところとなったのです。
…どうりで、双子ちゃんママの妊婦さんが当院の「産後の骨盤矯正コース」にぜんぜんいらっしゃらない訳です。
最後に
子育ての街、すぎなみ。
その杉並区にあって、交通の中心である荻窪駅。
そんな荻窪駅を中心に、杉並区にあってとりわけ子育て世帯が多く集まる「荻窪」という街。
きっと、衛生病院や荻窪病院といった二つの大病院の存在が、杉並区が子育て推進の自治体として歩んでいくきっかけに繋がったのでしょうか。
そんな対照的な顔を持つ、二つの大病院が同じ街に共存していることの不思議。
また、それぞれに専門分野において先進的な存在であるという奇跡。
しかし、それにしても何故、両病院ともにNICUを設置できないのかが謎でもあるのです。
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