カイロプラクティックに従事する人間が広く浅く医学に詳しくなければならないわけ


カイロプラクティックに従事する人間が広く浅く医学に詳しくなければならないわけ

 

こんにちは、院長の三橋です。

今回は、いつもとはちょっと趣向を変えて、思い出話なんかをさせて頂こうかと。

もう十数年以上も昔の話。

自分がカイロプラクティックの専門学校に通っていた当時の思い出。

実は、母校のスタイルは、実技はもちろんのこと、座学がそれ以上に分量が多く大変だったんです。

カイロプラクター養成学校における「座学」とはいかに。

入学して、まず最初に履修するのが意外にも「哲学」なんです。

およそ2年間かけて学ぶ授業の先頭バッターが、なんとまさかの「カイロプラクティック哲学」。

 

カイロプラクティックとは、かくあるべき。

カイロプラクティックの世界に従事する人間である以上は、まずは創始者の理念であるとか心構えであるとかを徹底的に叩きこまれるわけなんですね。

そして、これはカイロプラクティックを名乗る数多(あまた)の他の教育機関でも同様らしいのです。

それほど、カイロプラクティックは「哲学」を重視するというわけ。

 

そもそも、カイロプラクティックという言葉の由来は、ギリシャ語の「手(カイロ)と技(プラクティック)」。

つまり、カイロプラクティックとは器具や道具の類をいっさい使うことなく、徒手だけで人間の体を改善させていく方法論なのであると。

だから、健康まくらなどといった物品を販売していたり、サプリメントや水素がどうちゃらこうちゃら謳っているようなカイロプラクティック院は、ある意味、自己否定をしちゃっていることになるのです。

だから、このへんがビジネスライクなカイロプラクティック院と、そうでないカイロ…。

まあ、話が長くなってしまうことですし、ここらへんで止めときましょう。

 

そして、次に履修していくのが「解剖学」。

いわば人体の設計図ということでもあり、それは細部にわたって筋肉、骨格から軟部組織、臓器に及ぶまで膨大な量を2年にわたって学んでいくのです。

まあ、人さまの身体に触らせていただく以上は、その基本的な構造を知らないことには話になりませんから。

しかし、神経系統はもちろんのこと、主だった血管やリンパ管の名前まで憶えなくていけないとは考えもしませんでした。

 

まあ、「解剖学」とは、ひたすら暗記です。

確か、学校でも、こんなこと言われた記憶があります。

解剖学とは、地理だと思ってください。理屈を考えても仕方がなく、とにかく憶えるしかありません

もちろん、この業界で生きる人間にとっては、最低限知っておかないといけないことですからね。

 

次に「病理学」がきます。

カイロプラクティックの世界に従事する以上は、最低限の医学を知っておかないといけない訳なのです。

そして、母校が生徒にもとめるレベルが、簡単な医学書を読んで理解できるようになること。

実は、いちばん退屈だった授業がこれ。

もともと医学には興味があり、普段から興味を引く新書をよく購入して読む習慣があったのです。

しかし、カイロプラクティックの学校で履修するべき内容は、それこそ広く全般。

興味のあるエリアだけという訳には、当然いかないのです。

 

では、どうして、こんなにも広く浅く医学の知識を習得しなければいけないのか?

それは、将来自分がカイロプラクティック施術者(カイロプラクターという)として現場に出た時に、目の前のクライアントさんの抱える不調やトラブルが「触って良いケース」なのかどうかを鑑別する必要があるから。

例えば目の前の腰痛の原因が骨折によるものだったら、当然カイロプラクティックの適用外となります。

ましてや、それが臓器の病気、悪性腫瘍によるものだったのなら、一刻を争うことになります。

だから、カイロプラクター養成学校では、病理学をそれこそ「広く浅く(これをまんべんなくという)」学んでいく訳なのです。

しかし、「広く浅く」が苦手で、どうしても掘り下げていきたい性分なので、個人的にはただの暗記作業としてしか感じられなかったので退屈だったのです。

 

そして、養成学校を卒業して十数年以上経った現在。

現場の世界に身を置くと、これが日々、病理学を履修したことの有難みをことごとく実感するのです。

クライアントさんの抱える症状を鑑別することはもちろんなのですが、意外と特殊な持病を抱えるクライアントさんが多くいらっしゃるものなのです。

現場で最初に感じた率直な感想がこれ。

特殊な持病に関連して、ケアしなければならないこと。

もっと言うと、禁忌であることも念頭に置いておかないといけません。

それ以前に、抱えている持病を告げられて、その知識すら持ち合わせていないようでは、クライアントさんが施術者を信頼してくれるはずもありませんから。

そういった意味では、現場でいちばん役に立っているのが病理学であるのかも知れないですね。

 

あと正直なところ、クライアントさんとの会話に詰まってしまったときも、病理学の知識は役に立ってくれるものです(笑)。

さらに言うと、クライアントさんにアウトプットすることで知識を忘れないでいられるという、こちら側の切実な事情もあったりします。

そういえば養成学校で、こんなことを言われたのを今、思い出しました。

知識のアクセサリーとして身に着けておくと、きっと身を助けますよ

まさに、その通りだ。

 

 

野田カイロプラクティックセンターから骨盤軸整体荻窪院へ生まれ変わりました

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